多様な使い方ができる接写も可能な多目的カメラ「IPEVO P2V ULTRA」組み立て工場での活用方法

多様な使い方ができる接写も可能な多目的カメラ「IPEVO P2V ULTRA」組み立て工場での活用方法

Webカメラはオンライン会議の浸透と共に急速に普及し、もはやビジネスマンの必須アイテムと言っても過言ではないポジションを獲得していますが、導入時には使用目的や利用端末に応じて慎重な製品選びが重要です。

多目的カメラ「IPEVO(アイピーボ) P2V ULTRA」は、PCあるいはタブレットとのUSB接続が前提でありながら手持ち撮影が可能であり、「超マクロ撮影」や「搭載ボタンでのスナップショット」など、シンプルな見た目からは想像できないさまざまな機能も搭載されています。

テックウインドBS事業所(ビジネスサポートセンター)は、「IPEVO P2V ULTRA」を業務内にて実際に使用し、使い勝手を検証。
組み立ての現場でこの製品が活躍するポイントを探りました。

業務内での利用シーン!
こんな使い方をしてみました

①朝礼に:Webカメラ

「IPEVO P2V ULTRA」は、基本機能として一般的なWebカメラと同様に使用可能です。
初めて使用する際であっても設定の必要はありません。 USB Type-C ポートを備えたPCやタブレットと接続するだけでカメラとして認識されます。(※1、2)

BS事業所では、毎日の朝礼の際に活用。事務所に出勤している人たちのようすを、在宅勤務のスタッフも見られるように設置しました。

IPEVO P2V ULTRAの視野角は100度。朝礼スペース全体を映すにはやや狭いですが、充分距離をとることで問題なく活躍しています。

 さらにこの製品は、余計な騒音や雑音(ノイズ)を抑え、声をクリアに届けることができる「AIノイズリダクション」搭載マイクを内蔵。
マイクを別途用意する必要が無いのも利点です。

*1. 多機能カメラとしてのさまざまな機能を使用するためには専用アプリ「IPEVO Visualizer」のダウンロードが必要です。
*2. USB Type-C ポートを備えたMac、Windows PC、またはChromebook Windows、Mac、Chromebookで、Zoom、Google Meet、Skype、Microsoft Teams、Webex、GoToMeetingなど、主要なビデオ会議プラットフォームとプラグアンドプレイで互換性があります。

 

②製品同梱物の記録:スナップショット(静止画撮影)

同梱物の入れ忘れ・紛失トラブルを防ぐために行う、出荷前製品・入荷パーツの内容物の撮影。ここでは「スナップショット機能」が役に立ちました。

 操作はかんたん。レンズを撮りたい物に向けて、本体についているボタンを押すだけ。
これでシャッターが切れ、静止画データがPCに保存されます。

以前はこの作業にスマートフォンのカメラアプリを使っており、撮影後にPCへデータを転送する必要がありました。
IPEVO P2V ULTRAならPCと直接繋がっているため、転送する必要はありません。

撮影データの保存先を設定することもできるため、共有フォルダを指定しておけば事業所内のどのパソコンからでもデータの確認ができます。

 メーカーから届いた製品の内容物を確認する際にも同じ作業が発生します。
届く物も届ける物も日々数が膨大であるため、データを移動させるだけの少しの手間も、長い目で見れば大幅な時間短縮になるのです。

③物理的不良の確認:スーパーマクロフォーカス(超マクロ)撮影

「IPEVO P2V ULTRA」の機能で忘れてはいけないのが「スーパーマクロフォーカス機能」です。

「13メガピクセルCMOSセンサー」と「4Kのビデオ解像度」を併せ持っているため、なんと1cmの距離まで近づいての撮影が可能。
眼では捉えられない製品不良(傷や破損)の確認に役立ちます。

 PCパーツを接写撮影しているようす。これだけカメラを近づけたら、ピントが合わず何も確認できなさそうですが……目が回りそうなほど鮮明に撮れました。

静止画記録も、もちろん可能です。前述した「スナップショット機能」を使います。
マクロ撮影にブレはつきものですが、専用アプリ上のシャッターボタンと別売りの専用固定スタンドの使用で抑えられます。
スタンドとカメラは磁石によって固定されるため、手間なく簡単にセッティングできます。

繰り返しになりますが「IPEVO P2V ULTRA」は Windows、Mac、Chromebookで、Zoom、Google Meet、Skype、Microsoft Teams、Webex、GoToMeetingなど、多くの人が利用している各種ソフトウェアやアプリケーションに対応しており、接続すればすぐに機能します。

Webカメラとして使いながらのマクロ撮影も可能なので、「製品の不良箇所をオンライン会議中にリアルタイムで共有する」こともできます。

カメラを使い分ける必要が無いうえ共有の手間は最小限で済むため、会議中の時間も無駄にしません。

 

さらにこんなシーンでも使えるかも

①「IPEVO P2V ULTRA」を固定設置して作業風景を記録

見守りカメラのように固定して撮影し続ければ、作業風景の記録ができるのではと考えました。
手元の様子を鮮明な映像で映せるので、業務の振り返りに最適です。

②手先を使う作業のマニュアル制作に

新人スタッフへ作業を覚えてもらうためのマニュアル動画の作成に役立つと思います。
テックウインドBS事業所の主な業務である「製品の組み立て」や「梱包作業」は手元の動作が主であるうえ、細かなコツやルールもまた多く、覚える側も教える側も大変なため、定期的にマニュアル動画を撮っています。

その撮影の際に「IPEVO P2V ULTRA」がきっと役立つはずです。
スタンドでの固定が楽ですし、軽量なので手持ちしても疲れません。デジタルカメラやスマホよりも小さいため影が映り込みにくい点もポイントですね。

 

テックウインドBS事業所のオススメポイント

別売りのスタンド・クランプが特に気に入りました。 首がなめらかに動くので固定位置を細かく調整することができます。

「IPEVO P2V ULTRA」は手持ちでの利用も想定されているため、単体でも充分便利ですが、セットで使うことで、この製品の実力が発揮されます。

前述した通り、磁石でくっつく仕様になっています。
クランプ底面の三脚穴を活用すれば、カメラ用の三脚やアームとの工夫次第でより自由な高さや場所に設置できます。

 今回は検証のために1台導入しましたが、将来的には作業台ひとつにつき1台配置するのも「アリ」だと感じました。

「IPEVO P2V ULTRA」は快適なオンライン会議環境の構築に留まらず、コスト削減や作業環境改善の手助けとなるでしょう。

  

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